10月になりようやく涼しくなってきましたね♪
そんな、キャンプにぴったりな季節がやってきた10月6日(日)に浜寺公園にて実施した、"できる"キャンプアカデミー浜寺スクールの様子をお届けします!
まずは復習から♪
前回のプログラムで行った「チェアの設営」の復習をみんなで行いました。
村井先生が間違いながら設営をしていく様子を子供達に見てもらい、間違ったところで教えてねと伝えると・・・
「向きが違うよ!」
「袋はなくしたら行けないから、足につける!」
「座るシートはあみあみが上向き!」
などと、チェアの組み立てについてよく理解している子どもたちでした。
先生が「チェアのシートを1人ではめれない時は?」と聞くと
みんなで「協力する!!!」と元気な声で教えてくれました♪
スクールとして大切にしていきたいお約束もしっかり子供達に伝わっていてなんだか嬉しくなりました!


今日のめあては?
今回のプログラムでは「火」を安全に使って、「火」の便利さ、あたたかさを感じるというめあてを設定しました。
やけどや大怪我に繋がりかねない「火」ですが、生活を豊かにしてくれているという一面もあります。
子供達にはプログラムに入る前に、安全に「火」を使うために、お友達に怪我をさせてしまわないように、
お話をしっかり聴こうねと伝えました。みんなとても真剣な表情でお話を聞いてくれましたよ
焚き火台を組み立てよう!
「火」を使ったプログラムを行う前に、そもそも焚き火はどこでしてもいいのかな?をまるばつクイズで考えてもらいました。
【地面であればどこで焚き火をしてもいい】というクイズに対しては全員がバツを回答し、その理由として、
「草に燃え広がってしまう」
「お花が暑くてかわいそう」
「木も燃えて火事になる」
などたくさんの意見を出してくれました♪

子供達が言ってくれた通り、地面の上で直接焚き火をしてしまうのいけません!
安全に焚き火を行うためにまずは焚き火台を組み立てて行きました。
"できる"キャンプアカデミーでは、キャンプ用品の製造、販売をされているエンリッチさんの焚き火台を使用しています。
薪を割らずにそのまま入れることができる大きさと、ずっしりとした安定感。そして、火を入れることで綺麗に浮かび上がるココペリがなんともオシャレな焚き火台です。子どもたちは見本を見ながら、1つ1つパーツを合わせて組み立てて行きました。


燃料を集めよう!
火を利用するために必要な燃料として、キャンプでは薪や炭、ガス管などがよく用いられます。今回は、公園内にあるものを自分たちで拾い集め、それらを使って火を起こしました。
(火を安定させるための薪は用意しており、火付に用いるものを子供達に集めてもらいました。)
探し始めてみると、浜寺公園にはたくさんの松ぼっくりがあり、子どもたちは両手に抱えながら、みんなで協力してたくさん拾い集めました。
「大きい松ぼっくりあった〜!」や、小さい松ぼっくりをみつけて、「ちびぼっくり見つけたで!」などと見つけるたびに報告をしてくれましたよ♪
中には焚き火台に入りきらないような大きい枝を見つけた人もいましたよ!


みんなで協力してたくさんの枝や松ぼっくりをあつめることができました!
集めたものは、大きさごとに並べかえて・・・
これで焚き火の準備はOKです!

焚き火スタート
指導員が火をつけ、そこへ子供達が自分で拾ったものを順番に入れて行きます。
初めは小さかった火が大きくなって次第に熱くなってくること、けむりが目に入って少し沁みること
真剣に火を見つめながら火についての体験をしてもらいました。


お楽しみの焼きマシュマロ
自分たちで拾ったものと大きくした火を使って、最後はみんなでマシュマロを焼きました!
すこしずつ膨らんでいくマシュマロを見て早く食べたそうな様子の子供達(笑)
上手に焼けた後は、ビョーンと伸びるマシュマロを美味しくいただきましたよ♪
火は危険なものですが、ルールを守って使うと便利なものなんだと感じてもらえたかなと思います!


今日の振り返り
最後に、3つのお約束、「挑戦できる」「協力できる」「感謝できる」に照らし合わせて、今日のプログラムを通しての振り返りを行いました。
・初めは火が怖かったけど、マシュマロを焼く挑戦ができた。
・先生にマシュマロの焼き方を教えてあげて、ありがとうって言ってもらえた。
・みんなで協力して、松ぼっくりと木をいっぱい拾った。
など、たくさんの振り返りが出ました。
「今回のプログラムでは、火を起こすこと、火を安定させるための薪を準備すること
は先生たちが行いましたが、プログラムを進める中で少しずつ自分たちでできるようになってもらうよ!」
と伝えると、「やった〜!」と嬉しそうな様子の子供たち♪
これから火おこしや、薪割りなどもどんどんできるようになっていこうね!!