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【堺市|大泉緑地】防災キャンプスクール『できるキャンプアカデミー』午後スクールの活動日誌(10月)

10月19日(日)に実施した大泉スクールの午後コースの活動の様子をご紹介します。

今回は焚き火を一から作ったり、自然のものを使ったレクリエーションを行いました。子どもたちが声を掛け合いながら工夫して取り組む姿や、全力で楽しむ笑顔がたくさん見られ、心に残る一日となりました。

当日の子どもたちの様子を記事にまとめましたので、ぜひご覧ください。

薪割りを極めろー薪のほそほそ割り対決!!

まず最初の種目は『薪細々割りゲーム』です。チームごとに薪を割り、選んだ5本の細い薪の合計重量が軽い方が勝ちというルールで、ただ力まかせに割るだけでなく、木の特徴を見極めながら戦略を立てるのがポイントのゲームです!子どもたちは「たくさん割って細くしていこう!」「割り箸みたいな薪ができた!」と声を弾ませながら挑戦。友達がうまく割ると「すごいー!」と拍手が起こるなど、チーム全体が一体となって盛り上がりました。木の性質や道具の使い方を考えながら安全に挑戦する中で、「どうすればうまくいくか」を仲間と話し合い、工夫しながら取り組む姿が印象的でした。

バランスが大事!枝ジェンガ

続いては、公園に落ちている枝と紙コップを使った『枝ジェンガ』。紙コップに順番に枝を刺していき、倒れたら負けというシンプルながらも集中力とバランス感覚が問われるゲームです。最初は10本ほどで倒れてしまいましたが、回数を重ねるごとに枝の太さや向きを工夫し、なんと50本以上積み上げることができました!「めっちゃ攻めるやん!」「そこやばいってー!」と笑い声と歓声があふれ、自然の中の素材だけでも工夫次第で大きな遊びになることを体感していました。

どちらのゲームでも、子どもたちは仲間と声を掛け合いながら作戦を立て、うまくいかない時には励まし合って再挑戦していました。楽しみながらも、協力する力や考えて行動する大切さを学んでいました。

ファイヤースターターで焚き火作り

最後のプログラムは「ファイヤースターターを使った焚き火作り」に挑戦!これまで学んできたマッチやガストーチの知識を活かし、今回はチームで一つの焚き火を作るという新たなステップアップです。薪を割る係、麻紐をほぐす係、火をつける係など、役割を分担しながら協力して取り組みました。

最初は麻紐に火はつくものの、枝にうまく燃え移らず苦戦するチームもありましたが、「空気を送るといいんだよ!」という先生のアドバイスを受け、子どもたちは工夫を重ねて再挑戦。「みんなで息を吹きかけよう」「麻紐もっと足してみよう!」と試行錯誤を繰り返すうちに、火が少しずつ大きくなり、ついに焚き火が完成!火が灯った瞬間には「やったー!」「ついた!」と歓声が上がり、みんなの表情は達成感と喜びでいっぱいでした。

一つのチームが成功した方法を他のチームに教え合うなど、スクール全体が自然と協力し合う姿も見られ、子どもたちの成長を強く感じる時間となりました。「火ってほんとにあたたかいね」「今度はこの火で料理してみたい!」という声も聞こえ、挑戦を通して火のありがたさや命のあたたかさを感じ取っていたようです。

最後は1日の振り返り

活動の最後には、子どもたち全員で一日を振り返りました。「チームで協力して薪ほそほそ割りで優勝できた!」「ファイヤースターターを使って焚き火作りに挑戦できた!」「枝ジェンガでたくさんのせることができて楽しかった!」そんな言葉が次々にあがり、子どもたちがそれぞれに「挑戦・協力・感謝」を感じ取ってくれたことが伝わってきました。今回の活動を通して、子どもたちは自然の中で仲間と助け合いながら挑戦し、成功も失敗も共有する喜びを学びました。「自分の力を信じること」「仲間と支え合うこと」「できたことを感謝すること」——そのすべてが、子どもたちの大きな成長につながった一日でした。次回のスクールでも、また新しい挑戦と笑顔があふれる一日になりますように。

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