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【豊中市|服部緑地】防災キャンプスクール『できるキャンプアカデミー』活動日誌(11月)

11月1日(土)に大阪府豊中市の服部緑地にて実施した服部緑地スクールの活動の様子をご紹介します!

今回のプログラムは自然にあるものを題材にしたキャンプレクリエーションやカートンドッグ、かぼちゃスープ作りに挑戦しました。

子どもたちが楽しみながら取り組む様子を記事にしましたので是非ご覧ください!

バランスが大事!枝ジェンガ

続いては、公園に落ちている枝と紙コップを使った『枝ジェンガ』。紙コップに順番に枝を刺していき、倒れたら負けというシンプルながらも集中力とバランス感覚が問われるゲームです。最初は10本ほどで倒れてしまいましたが、回数を重ねるごとに枝の太さや向きを工夫し、なんと50本以上積み上げることができました!「めっちゃ攻めるやん!」「そこやばいってー!」と笑い声と歓声があふれ、自然の中の素材だけでも工夫次第で大きな遊びになることを体感していました。

どちらのゲームでも、子どもたちは仲間と声を掛け合いながら作戦を立て、うまくいかない時には励まし合って再挑戦していました。楽しみながらも、協力する力や考えて行動する大切さを学んでいました。

自然にあるものを使ったアート作り

次のプログラムでは、公園内で見つけた枝や葉っぱ、木の実などを使って絵を描く「葉っぱアート」に挑戦しました。

まずはチームごとに集まり、「魚」「動物」「自由」という3つのテーマの中から描きたい題材を選び、作成スタートです。

「この葉っぱ、魚のうろこみたい!」「この枝をしっぽにしよう」「赤い葉っぱを使うと秋っぽいね」など、子どもたちは素材を見ながら自由にアイデアを出し合い、夢中になって制作を進めていました。落ち葉の色や形、枝の曲がり具合をうまく使い、チームごとに個性あふれるアート作品が完成!自然の中にある素材だけで、見事に「芸術の秋」にふさわしい世界が広がりました。

制作の途中では、地面に落ちていた木の実から小さな芽が出ていたり、木の枝に柿の実がなっているのを見つけるなど、季節の移り変わりを感じる場面もありました。子どもたちは「これ、芽が出てる!」と驚きの声を上げ、自然の中にある“命の循環”にも気づくことができました。葉っぱアートづくりを通して、身近な自然の素材を使って表現する楽しさだけでなく、「自然をよく見ることの大切さ」や「発見の面白さ」を学ぶ時間となりました。仲間と協力してひとつの作品を作り上げた達成感とともに、自然の豊かさを肌で感じた、あたたかい秋のひとときでした。

お昼ご飯はカートンドッグ作り

トッピングが終わると、作ったカートンドッグをアルミホイルで包んでいきます。ここで先生から“ちょっとしたコツ”を伝授。アルミホイルをそのまま包むとパンとくっついてしまうため、ホイルにシワをつけて空間を作ることで、焼き上がりがきれいになるという工夫です。子どもたちは「なるほど!」「こうすればいいんだね!」と学びながら丁寧に包み、ホイルで二重にくるんだ後、牛乳パックに詰めて焚き火台へ。火の中でじっくり加熱していきます。

焼き上がるまでの間も、「ゆっくりと火が下に燃えていくね」「パンのいい匂いがしてきた!」と興味津々に観察する姿が見られました。火の温かさや燃える音、香ばしい匂いを感じながら待つ時間もまた、自然の中での貴重な体験です。

そして、牛乳パックが倒れたらいよいよ完成!焼きたてのカートンドッグを頬ばると、「おいしい〜!」「中のチーズがとろけてる!」と笑顔があふれました。自分の手で作ったものを食べる喜びや達成感を味わいながら、食の楽しさと大切さを実感する時間となりました。

かぼちゃスープでハロウィンパーティー

最後のプログラムは、子どもたちが自分たちで起こした火を使って「かぼちゃスープ作り」に挑戦しました。
まずはスープの下準備からスタート。事前に下茹でしたかぼちゃをジップロックに入れ、順番にまわして指や手のひらで丁寧につぶしていきます。最初は固かったかぼちゃも、みんなで何度もまわすうちに、なめらかなペースト状に変身。「もう少しつぶした方がいいかも」「いい感じにトロトロになってきた!」と声をかけ合いながら、協力して作業を進めました。続いて、水や豆乳を軽量カップで量って混ぜ、スープのもとが完成です。

準備が整うと、いよいよ火おこしの時間です。今回はガス火は使わず、子供たちで料理に使う火を作ってもらいます。

「僕は麻紐をほぐすね」「薪を割ってくる!」「こっちは焚き火台の準備をするね」チームごとに自然と役割分担が生まれ、協力しながら焚き火づくりを進めていきます。
火がつくと歓声が上がり、風を送ったり、薪を追加したりと、それぞれが工夫を凝らして火を育てていきました。

火が安定すると、お鍋をかけてスープ作りの仕上げ。ゆっくりと温まる鍋の中をのぞき込みながら「まだかな〜」「いいにおいがしてきた!」とわくわくした表情を見せる子どもたち。時折、風で煙が目にしみるハプニングもありましたが、それも含めて自然の中での貴重な体験となりました。

出来上がったスープは、みんなで「いただきます!」の合図で実食。
「めっちゃおいしい!」「おかわりいい?」「自分たちで作るともっと美味しいね」と、笑顔いっぱいの食卓になりました。食後には片付けもみんなで協力して行い、最後まで主体的に取り組む姿が見られました。

今回のかぼちゃスープ作りでは、火を扱うための工夫やチームでの協力、そして自分たちの力で作る達成感をたっぷり味わうことができました。自然の中で、仲間と助け合いながら行う「火を使った料理体験」を通して、子どもたちは「挑戦する楽しさ」「感謝の気持ち」「協力の大切さ」を肌で感じ取っていました。

振り返り

最後は今日1日で子供たちがどんな成長ができたか、お友達がどんなことを頑張ったのかを振り返りで確認していきます。
「みんなで協力して火起こしに挑戦できた!」
「自分たちで作ったかぼちゃスープが美味しかったから、次はカレー作りたい」
「このまま泊まりたいぐらい楽しかった!」などたくさんの発表がありました。

今回の活動を通して、子どもたちは自然の中で“挑戦”し、仲間と“協力”しながら、できたことへの“感謝”を感じ取ることができました。
自然に触れながら、工夫して遊び、力を合わせて作り上げる喜びを全身で味わった一日。
服部スクールでのこの経験が、子どもたちの自信と成長につながっていくことを願っています。

次回のスクールも最高の1日にしようね!


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