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防災キャンプスクール『できるキャンプアカデミー』大泉スクール午後コースの活動日誌(6月)

6月8日(日)に大阪府堺市の大泉緑地にて、できるキャンプアカデミー大泉スクールが開催されました。本記事ではキャンプ体験や防災体験の活動の様子をお届けします!

もうすぐ本番!合宿で行う昇級試験の練習

マッチの使い方や火の特性について学習中

できるキャンプアカデミーの合宿では、日々取り組みの成果を試すための昇級試験を行います。

今回、子供たちに挑戦してもらったのは、【マッチを使用した火起こし】です!

この体験では火の性質について知ってもらうことを目的としています。

 

火はどういった方向に燃えるかなど、観察してもらい、マッチに火をつけた時の正しい持ち方や火の取り扱いについて学んでもらいました!

昇級試験では技術だけではなく「どんなところに注意したか」や「なぜこのような手順で行うのか」などを口頭で質問し、子供たちが「なぜそれが必要なのか」を理解できているかの確認も行います。

昇級試験に合格すると星のバッジがもらえます

10級の試験対策こちらをご覧ください

9級の試験対策こちらをご覧ください

みんなで準備!防災バッグ作り体験

どんなアイテムが必要かみんな真剣に考えてくれています
チームごとに自分たちで作った防災バッグについて発表を行いました

次の活動では、防災リュックに入れるべきものを子どもたち自身で考えてもらうワークを行いました。

カードに印刷された様々な防災グッズ(懐中電灯、ラジオ、水、食料、ぬいぐるみ、簡易トイレなど)には、それぞれ数字で「重さ」が記載されています。

子どもたちには「重さ10までしか入れられない」というルールのもと、防災アイテムの優先順位を考えてもらいました。

「食べ物はないと命に関わる」「夜に停電してると危ないからライトもあった方がいいかも」「寝る時怖いからぬいぐるみほしい」など意見が飛び交い、自分の意見を言い合うだけでなく、「なるほど、それも大事だね」と、他の子の考えを受け入れる姿も見られました。

この活動を通して、子どもたちは「なぜそのアイテムが必要なのか」「どんなものを準備するといいか」といった実践的な判断力を学びました。

※ご家庭でも、防災リュックの中身を子どもと一緒に見直していただく機会になればと思っております。

内閣府の防災のページでは、防災グッズのリストや備えのポイントが詳しく紹介されていますので、参考にご覧ください。

本気で対決!モルックバトル

後半のプログラムでは、木製のピンを倒して得点を競う北欧のスポーツ「モルック」に挑戦しました。

モルックはただの遊びではなく、チームで戦略を立てる力や集中力、思いやりを育む要素がたくさん詰まっています。

試合前には少し時間を設け「高い得点を狙っていく?」「どんな順番で投げよう?」など、作戦会議を行いました!

いざ試合が始まると、応援する声やハイタッチがあったりと、盛り上がりながらモルックを楽しみました!

その一方で、外してしまってヘコむ友達にみんなから、「ドンマイ!」と励ましの声をかける姿には、見ている先生たちも思わず笑顔になりました。

この活動では、勝ち負け以上に「相手を尊重する気持ち」や「思いやりを持って行動すること」の大切さを学ぶことができました。

本日の振り返り

できるキャンプアカデミーでは活動終了後に必ず振り返りの時間んを設けています。

「今日のがんばり」や「挑戦・協力・感謝」をテーマに、自分の行動を言葉にして振り返ります。

「一人でマッチを使って火起こしができた」

「チームで協力してモルックで勝つことができた」

「片付けで手伝った友達からありがとうって言ってもらった」など

どの発表にも、今日一日の体験を通じて得た学びがにじみ出ていました。

今回の活動を通して、子どもたちは道具の使い方や防災への関心だけでなく、「協力することの大切さ」や「感謝の気持ち」をたくさん学びました!

ぜひこの機会に、ご家庭でも防災について話し合う時間を持ってみていただければと思います。

災害時の「備え」チェックリストでは、家庭向けのチェックリストや備蓄のポイントも紹介されています。

できるキャンプアカデミーでは、今後も実践的な防災体験や自然体験を通して、子どもたちの“生きる力”を育む活動を続けてまいります。

スクール生、随時募集中!

できるキャンプアカデミーでは各会場でスクール生の募集を行っています。
普段のスクールに無料で体験参加できますので、気になる方は下記よりお申し込みください!

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